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メンタルマジックはとても面白いのに、とくに日本語の参考書が少ない。
そこでリストをまとめてみた。

○ 松田道弘

 1)超能力のトリック   講談社             (絶版)   
 2)超能力(メンタル)マジックの世界  筑摩書房  (絶版)
 3)メンタルマジック事典     東京堂出版
 4)タロットカードマジック事典  東京堂出版

  1)はメンタルマジックの世界を知るのに良い。但し絶版。
  2)は手順などもやさしく書いてあるが、絶版なのが残念。
  3)は前半が事典形式、後半はマジックに関する記述がある。
  4)はカードマジックの本に近いのだが、タロットを使うことで
   演出的な効果があり、メンタルマジックと親和性が高い。

○ 高木重朗

 5)魔法の心理学   講談社  (絶版)
 6)トリックの心理学  講談社  (絶版)
 7)大魔術の歴史   講談社  (絶版)

  5)~7)はすべて新書。
  手順が詳しく書いてあるというものではないが、
  メンタルマジックのみならず、マジックの世界を知るのに良い。
  (一部記述が重複しているように思われる点もあるが、
   3冊すべて読んだら良いと思う。)

○ ゆうきとも
 
 8)一瞬で相手をリードするマジック心理術  かんき出版

  8)はビジネス本のいでたちだが、
  メンタルマジックの原理がわかりやすく解説されている。
  手順などの書かれた本も大事だが、
  この本はとても貴重な一冊だと思う。

○ 三田皓司

 9)奇術入門 メンタルマジック  東京堂出版

  9)には比較的やさしいメンタルマジックの手順が
  多数解説されている。

○ 荒木一郎

 10)テクニカルなメンタルマジック講座 東京堂出版

  10)はDVDつき。古典的なメンタルマジックとは
  ひとあじ違った手順が解説されている。

○ 堀田理

 11)みんなにウケる! 超能力手品  西東社

  11)は、私の目からみたらメンタルマジックではないものも
  含まれていると思うが、絵や写真をふんだんに使って説明している。

○ 林敏明 柳田昌広

 12)最新!メンタルマジック徹底解説  壮神社

  12)はほとんどがカードによるマジックの解説。
  サイ・ステビンス・システムについても詳しく書かれている。

○ 泡坂妻夫

 13)しあわせの書 -迷探偵ヨギ・ガンジーの心霊術 新潮社

  13)は小説だが、単なる小説ではない。
  この本がこの世に存在すること自体がメンタルマジック。
  メンタリスト必携と言っても過言ではない。

○ Karl Fulves

14) Self-Working Mental Magic Dover Publishing

14) は比較的やさしいメンタルマジックがコンパクトに解説されている。
  記述されている演目も広く、とても参考になる本。

○ Theodore Anneman

15) Practical Mental Magic Dover Publishing

15)は時代を超えて読み継がれる書。ちょっと高度だが、
  Anneman抜きにしてメンタルマジックは語れない。

○ Derren Brown

16) Tricks of the Mind      Channel 4 Books

  16)には特に手順などは書かれていないのだが、
  メンタルマジックに隣接する、心霊術や
  コールドリーディングなどについても書かれている。

○ Tony Corinda

17) 13 Steps to Mentalism Tannen Magic Publishing

17) を読んで、これがメンタルマジックだと納得した。
  メンタリスト必携だと思う。
  アメリカのマジックショップなどから通信販売で購入できる。

アメリカのマジックショップの本のコーナーを見ていて、
メンタルマジックの本が他にも多数あることに気づく。
欧米ではかなり親しまれていると思うのだが、
日本ではまだまだのような感じを受ける。
そこには潜在的な市場があるとも考えられるのだが...

1)超能力のトリック
2)超能力(メンタル)マジックの世界
3)メンタルマジック事典
4)タロットカードマジック事典
5)魔法の心理学
6)トリックの心理学
7)大魔術の歴史   講談社
8)一瞬で相手をリードするマジック心理術
9)奇術入門 メンタルマジック
10)テクニカルなメンタルマジック講座
11)みんなにウケる! 超能力手品
12)最新!メンタルマジック徹底解説
13)しあわせの書
14) Self-Working Mental Magic
15) Practical Mental Magic
16) Tricks of the Mind
17) 13 Steps to Mentalism
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あなたがもし___したら、
どういう感じになるんでしょうね?


~になるんでしょうね?というような言い方は、
仮定のものごとを言うときのものです。
ですから、そのやり方をするのは無難です。
しかし、あなたはその文の時制を変えて、
さらなる力を得ることができます。

 ・あなたがもし、
  禁煙することについて突然解決できたとしたら、
  どういう感じになるんでしょうね?

 ・あなたがもし、
  この問題を解決する新しい方法に気づいたとしたら、
  どういう感じになるんでしょうね?

 ・あなたがもし、
  こうした言語パターンを十分にマスターしたとしたら、
  どういう感じになるんでしょうね?



  • このエントリーのカテゴリ : 催眠
第一部 秩序

 第1章 心理学の貧困
   パブロフ、ワトソン、スキナーに代表される行動主義心理学を還元主義的、原子論的な疑似科学として批判する。

 第2章 単語の鎖と言語の木
   言語論的なアプローチから、文脈と意味論の重要性を示唆。チョムスキーの生成文法を提示する。

 第3章 ホロン
   ケストラーの思想の中心ともいうべき、階層的秩序の概念。「生命があれば、必ずそれは階層的に組み立てられている。」社会的ホロンとして社会の階層構造を説明。「自己主張的傾向はホロンの全体性の動的な表現であり、全体帰属的傾向はその部分性の動的表現である。」

 第4章 不可分と可分
   構造の階層性と機能の階層性という概念を提示。階層性を前提としたうえで、それが不可分、全体帰属性を持ったものとして自己完結するホロンであると説明する。

 第5章 ひきがねとフィルター
   胚の発生やエナガの営巣行動に対する「ひきがね」となる命令や、それに対応する「フィルター」について、階層性とパターン認識という観点から説明する。

 第6章 忘れるための記憶
   記憶形成のプロセス、抽象化と、それを補償するような感覚の質と階層性の説明をし、体験を想起して再構成するプロセスを述べている。

 第7章 舵とり
   人間の知覚=行動のルーティンにおけるフィードバック・コントロールを説明する。ついで、サイバネティックスの概念を述べ、生命体のホメオスタシスの自己調整機能をホロンの階層性と全層性という観点から説明する。

 第8章 習慣と即興
   動物の行動パターンの中には、固定的・機械的なものと、複雑・可変的なものが見られる。階層性のより高いレベルにあるホロンは、低いレベルのホロンより多くの自由度を持っていると説く。

第二部 生成

 第9章 胚の戦略
   ダーウィンとラマルクによる進化論を批判し、分化と形態形成には階層的に枝分かれした秩序があり、様々の段階で自己調節力のあるホロンへの解剖できると主張する。

 第10章 進化---主題と変奏
   相同という現象をとりあげ、進化における系統発生にも階層性の原理があてはまると主張する。進化においてもライトモチーフとバリエーションがあると示唆している。

 第11章 進化---始動による進歩
   進化は全くの偶然によるものではなく、何らかの方向性あるいは目的に従っていると説明する。

 第12章 進化---ご破算とやりなおし
   進化の道すじをテーマとし、まぐれ当たりの突然変異が演ずる役目は、その系の整合作用の口火を切るひきがね役ということに限られ、そのことと目的性のある進化の過程とを混同してはいけないと主張する。

 第13章 人間の栄光
   すべての創造的活動-芸術的インスピレーション-科学的発見-喜劇的発明が共通の基本型を持つ。その共通の型というのは、すでに存在はしているが別個のものであった知識の領域、認識の枠組み、あるいは論議領界を共振させることである。

 第14章 機械の中の幽霊
    開放階層系の一般原理を説明する。それは基本的には三種の既存の学派をひとつの枠にまとめようとしたもので、「階層的秩序」「材料を交代させつつ一定の型を保つこと」「サイバネティックな調節」の三つがその基本である。これに部分性と全体性の二分性を示す二つの顔を持つヤヌス神と、無限を示す数学記号∞を加えると開放階層系の絵巻物ができあがる。

第三部 無秩序

 第15章 人類の苦境
    情緒に三つの要因が区別される。それは「衝動の性質」「快不快度」「自己主張の傾向対自己超越の傾向の分極」である。正常な状態下では、二つの傾向は動的平衡状態にある。ストレスのかかった状態下では、自己主張の傾向への統制がきかなくなって、それが攻撃的な行動として表れてくる傾向がある。しかし、歴史の尺度でみるとき、利己的な動機でなされる個人的な暴力がもたらす損害は、集団内で共有された信仰体系に対し自己超越的に献身してしまうことから生ずる大災害にくらべれば、ものの数ではない。この献身は、成熟した社会的統合ではなしに幼稚な同一化からきている。またそれは、個人の席にを部分的に明け渡してしまう結果を招き、集団心理の疑似催眠現象を生ずる。社会的ホロンの利己性は、そのホロンの構成員の愛他性を餌として養われる。文明のあけぼののころ、いたる所で認められる人身御供の儀式は、理性と、情緒を基盤とした信仰との間の分裂の初期症状であり、この分裂が、歴史を通じて流れる迷妄の流れを生み出している。

 第16章 三つの脳
    節足動物と有袋類の進化は、脳の形成に過ちがおこることを示している。進化の戦略が試行錯誤の対象である以上、人間の新皮質の爆発的な成長の途上で、進化がまたもや過ちをおかしたと仮定しても、すこしもおかしいことはない。パペス=マクリーン説は、系統発生的に古い皮質と新しい皮質とが調和して機能していないこと、そしてその結果として、われわれの種には「分裂生理学」が組み込まれていることの強い証拠を提出した。このことは、人間の歴史を通じて偏執狂のすじが走っていることに対する生理学的な基盤を示すものであり、同時にそれを治癒する道を探る方向を指し示すものである。

 第17章 ユニークな種
    人間の新皮質の出現は、進化がある種に自分でも使い方を知らぬ器官を与えた唯一の例外である。
 新皮質に潜在する理性の現実化は、先史時代、有史時代をとおして、神経系の系統発生的に古い構造の、情緒に根ざした活動のために妨げられてきた。脳の古い構造と新しい構造との間の協調が十分でないために、人間の本能と知能は足並みがみだれてしまった。個人、人種、文化の間にみられる広汎な種内差は、相互の嫌悪の源となった。言語は集団内の結合を増し、集団間の障壁を高くした。知能による死の発見と、本能による死の拒否とは、分裂した心の規範となった。

 第18章 極頂の時代
    人類は人口の爆発、文明の爆発を経験した。
そして、広島の熱爆弾をも経験した。今後、人類は種としての死という考えを抱きつつ生きていかなくてはならないと述べる。そして、ケストラーは「人間の本性を人工的に矯める」として、「心の制御に利用できるようなますます広範囲の一連の化学物質」の使用を示唆している。「『狂気の人』を『賢明な人』に変えようというのである。人間がその運命を自分自身の手の中ににぎろうと決意するそのとき、その可能性は手の届く範囲内に入ることになるであろう。」と述べてこの書を終える。




私自身はケストラーの思想を支持するというわけではないが、「ニューサイエンス」という潮流や、「ホリスティック」といった概念の基礎にあるものを理解する上で、この本は参考になると思う。

 もし興味があれば、図書館で借りるか、この本の復刊リクエストへ。
       ↓
 復刊リクエスト
この本は、著者のアーサー・ケストラーが提唱した<ホロン>という概念を語るものだが、それよりもむしろアニメ『攻殻機動隊』の基本的なコンセプトの基礎となったとしてよく知られている。

そのためだろう、絶版となった文庫本の中古でも6,000円という高値で売られている。

タイトルである「機械の中の幽霊」は、哲学者のギルバート・ライルが心身二元論を批判して述べた言葉。心身二元論の立場を取ると、人間とは機械の中にいる神経結合のわずかの隙間に存在している幽霊にすぎなくなるとの皮肉をこめている。

全体をごく簡単にまとめると、
 ・ワトソン、ハル、スキナーの行動主義心理学
 ・ポパーに代表される科学の還元主義
 ・ネオ・ダーウィニズム 
を批判し、
生物は単に部分が集まって出来ているものではないと説く。

ケストラーは、
あらゆる生物、そして人間とその社会の現象は、上位のレベルから見れば「部分」であり、同時に下位のレベルに対しては「全体」であるという両面性をもつとし、これを<ホロン>と名付けた。

1960~70年代の心身に関する思想的な潮流を振り返るという意味で、ちょっとだけこの本を紹介してみたい。

まず、目次は以下の通り。

機械の中の幽霊 目次

第一部 秩序

  第1章 心理学の貧困
  第2章 単語の鎖と言語の木
  第3章 ホロン
  第4章 不可分と可分
  第5章 ひきがねとフィルター
  第6章 忘れるための記憶
  第7章 舵とり
  第8章 習慣と即興

第二部 生成

  第9章 胚の戦略
  第10章 進化---主題と変奏
  第11章 進化---始動による進歩
  第12章 進化---ご破算とやりなおし
  第13章 人間の栄光
  第14章 機械の中の幽霊

第三部 無秩序

  第15章 人類の苦境
  第16章 三つの脳
  第17章 ユニークな種
  第18章 極頂の時代




機械の中の幽霊 (ちくま学芸文庫)機械の中の幽霊 (ちくま学芸文庫)
(1995/06)
アーサー ケストラー

商品詳細を見る
ヴィクトール・エミール・フランクル(Viktor Emil Frankl)
1905年3月26日生、1997年9月2日没。

オーストリアの精神科医、心理学者。

 著書:
  『夜と霧』 - ナチスの収容所における体験の記録としても有名
  『死と愛』 
  『それでも人生にイエスと言う』 他多数

意味による癒し、ロゴセラピーの創始者・実践者として知られている。

 <ロゴセラピーの基本仮説>

 意志の自由 - 人間は様々な条件、状況の中で自らの意志で
          態度を決める自由を持っている。(決定論の否定)

 意味への意志 - 人間は生きる意味を強く求める。

 人生の意味 - それぞれの人間の人生には
          独自の意味が存在している。


ナチスの収容所における体験を中心に語った『夜と霧』は心に響く。

生きる意味を見失いがちな現代人にとって、
次の言葉はどのように受け止められるだろうか。

 ・「人の主要な関心事は快楽を探すことでも
  苦痛を軽減することでもなく、
  『人生の意味を見出すこと』である」

 ・「人生の意味を見出している人間は苦しみにも耐えることができる」


<『人生の意味』について>

 フランクルは、人生の意味を実現する方向として、以下の3点を述べる。

 1.何かを行うこと      (創造価値)

 2.何かを体験すること   (体験価値)

 3.全ての可能性のない事実を引き受けること (態度価値)
    (可能性のない事実に対して、どのような態度をとるかということ)

 
 「私たちが生きることからなにを期待するかではなく、
  むしろひたすら、
  生きることがわたしたちから何を期待しているかが問題なのだ。」

  そして、苦悩することにも意味があり、
  それは何かを成し遂げることである。


 人生に悩むとき、生きることの意味を問うとき、
 わたしたちが人生から期待されている何かがあるということも
 同時に思い浮かべるとよいだろう。 
 
 フランクルはそれを語りかけている。
 
 (参考) 次のリンクからフランクルの著作の一部(断片)
       を読むことができる。(日本語)
         ↓
フランクルの著作の抜粋

ウィーン大学 ロゴセラピー研究所 (英文)
  • このエントリーのカテゴリ : 心理
 

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青狐レオ

Author:青狐レオ
催眠や心理学について研究しています。 テーマは「催眠」「心理学」「精神医学」「コミュニケーション」など。その他には、マジック、アート、インプロ、映画にも興味があります。

 

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