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この本をたまたま図書館で見つけたのは幸いだった。

よくありがちなアンソロジーだと思って他の本のついでに借りたのだが、
選ばれている作品、作品の並び、日本語訳ともに素晴らしい。
岡本綺堂の語り口が聞こえてくるような仕上がりになっている。

幽霊話が多いのは当然だが、メスメリズム、暗示、解離性人格障害(妄想型)、大うつ病などに類すると感じられる描写もあり、そうした観点からも興味深いものがあった。もちろん、その時代でしか通用しないような記述もあるが、それは言ってもしかたのないことだろう。
それよりも物語の面白さに引き込まれていく感じを楽しむのが良い。


河出書房新社から出ている河出文庫の中の一冊で
内容は以下の通り。

<上巻>

貸家(リットン)
スペードの女王(プーシキン)
妖物〔ダムドシング〕(ビヤース)
クラリモンド(ゴーチェ)
信号手(ディッケンズ)
ヴィール夫人の亡霊(デフォー)
ラッパチーニの娘(ホーソーン)

<下巻>

北極星号の船長(ドイル)
廃宅(ホフマン)
聖餐祭(フランス)
幻の人力車(キップリング)
上床(クラウフォード)
ラザルス(アンドレーフ)
幽霊(モーパッサン)
鏡中の美女(マクドナルド)
幽霊の移転(ストックトン)
牡丹灯記(瞿宗吉)

ここから読めたりもするが、買っても後悔することはないだろう。
読み終えて大満足の一冊。
    ↓
世界怪談名作集

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青狐レオ

Author:青狐レオ
催眠や心理学について研究しています。 テーマは「催眠」「心理学」「精神医学」「コミュニケーション」など。その他には、マジック、アート、インプロ、映画にも興味があります。

 

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