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2009年製作のアメリカ映画 スパイク・ジョーンズ監督  マックス・レコーズ主演

この映画の原作は、モーリス・センダックの作による同名の絵本。
家族の中で孤独を感じた少年が旅に出て、「かいじゅうたちのすむところ」に行く。
その世界でのできごととかいじゅうたちとの交流が描かれる。

童話を原作としているので子供向けのファンタジーであるようにも見えるが、実際には大人向けの映画ではないだろうか。
「かいじゅうたちのすむところ」の人間関係(?)も複雑で微妙なところがあり、それを読み取るのにはそれなりの社会的体験が必要だからだ。

少年がいくつかの出来事を通じて旅立つ前に感じた、家族の中での孤独感と破壊への衝動とが「かいじゅうたちのすむところ」の世界で、さまざまな「かいじゅう」(Wild Thing)の行動などを通じて描かれる。
映画全編を通じて感じられたのが、この孤独感と破壊への衝動だ。

「かいじゅうたちのいるところ」世界は少年のこころが生み出した世界であり、そこで少年は自分自身と向き合い、対話をする。そして、旅にははじまりと終わりとがあり、終わりには新たな視点をもってものごとを見ることができるようになる。それによって、孤独感と破壊への衝動に対する癒しがもたらされる。

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ナチス・ドイツ時代の実在の人物、エリック・ヤン・ハヌッセンとユダヤ人の伝承として伝えらている鍛冶屋の青年ジシェとを描いたドイツ=イギリス合作の映画。(2001年)
ヴェルナー・ヘルツォーク監督。

エリック・ヤン・ハヌッセンについては、前川道介著 「アブラカダブラ 奇術の世界史」 (白水社)のP.227~250に書かれている。予言、クレボヤンス(透視:日本でいう千里眼)や読心術、催眠術を得意としたメンタリスト。ヒトラーともかなり近いところにいて、彼の夢はナチスのオカルト省の大臣になることであったらしい。

この映画ではステージの一部が再現されていて興味深い。
ただし、催眠術にしてもメンタル・マジックにしても、仮にできたとしても私はやりたくないタイプのパフォーマンスではあったが。
いずれにしても当時のステージを想像するのには良かった。

メンタルマジックは、1848年3月のフォックス姉妹によるハイズビル事件の流れをひく近代スピリチュアリズムを遠い源泉として持つ。ハヌッセンのパフォーマンスもその伝統に従ったものであると思われるが、それを現代でそのまま演じているのを見るのはあまり好きではない。
人の不安や恐怖をあおるところがどうしても気に入らないからだ。多くのカルト教団や占い師などがそのテクニックを使っていたりするのも気になる。テレビではいわゆる「超能力番組」や「超常現象番組」として形を変えて放映されていたりするのだけれども...

それはさておき、特段盛り上がりがあるという映画ではないのだが、全編にわたり映像と音楽が美しかった。ベートーベンのピアノ協奏曲が耳に残る。

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Author:青狐レオ
催眠や心理学について研究しています。 テーマは「催眠」「心理学」「精神医学」「コミュニケーション」など。その他には、マジック、アート、インプロ、映画にも興味があります。

 

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