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【小説】半七捕物帳(2) 石燈籠

半七の初手柄話として書かれている。
小間物屋の娘が行方不明となる。何日かして娘は帰ってくるが、いつの間にやらまたいなくなってしまう。そして、その翌日にまた帰り、今度はおかみさんを殺した後消えてしまう。失踪当時、娘は黄八丈の着物を着ていた。
この話を読んでいてわからなかったのが「白子屋のお熊」という言葉。そこで調べてみた。

白子屋のお熊事件
作者は、黄八丈の着物により二つの事件をつなげている。

また、この物語では、見世物小屋の様子が描かれている。
「もうかれこれ午頃で、広小路の芝居や寄席も、向こう両国の見世物小屋も、これからそろそろ囃し立てようとする時刻であった。むしろを垂れた小屋のまえには、弱々しい冬の日が塵埃(ほこり)にまみれた絵看板を白っぽく照らして、色のさめた幟が寒い川風にふるえていた。列び茶屋の門の柳が骨ばかりに痩せているのも、今年の冬が日ごとに暮れていく暗い霜枯れの心持を見せていた。それでも場所柄だけに、どこからか寄せて来る人の波は次第に大きくなって来るらしい。」

推理小説を読むときには、ついつい筋だけを追いがちになってしまうのだが、こうした寄り道をしながらゆっくり読むのもまた楽しいことだと思われる。

半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)半七捕物帳〈1〉 (光文社時代小説文庫)
(2001/11)
岡本 綺堂

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青狐レオ

Author:青狐レオ
催眠や心理学について研究しています。 テーマは「催眠」「心理学」「精神医学」「コミュニケーション」など。その他には、マジック、アート、インプロ、映画にも興味があります。

 

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