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【小説】催眠

最近なにかと話題の多い北欧ミステリの中の一冊。
「ミステリマガジン」2010年11月号には香山二三郎、酒井貞道のお二人によるクロス・レビューが掲載されている。

(BOOK」データベースより)
ストックホルム郊外で起きた一家惨殺事件。被害者の夫婦と幼い娘をメッタ刺しにするという手口から、背後に異常な動機を窺わせた。かろうじて一命を取り留めたのは15歳の長男と、独立して家を出た長女だけ。捜査を開始したリンナ警部は、催眠療法で知られるバルク医師に少年から犯人逮捕につながる証言を引き出してくれるよう依頼するが…全世界で話題騒然、翻訳権の激しい争奪戦が繰り広げられた、匿名作家のデビュー作。

文庫本で上・下巻に分かれている。催眠という観点から読むと、上巻では重体の少年に対する催眠、下巻では催眠を用いるグループセッションの様子が描かれている。ただし、催眠自体がメイン・テーマというわけではない。

分類としてはサイコ・スリラーということになるだろう。カットバック的な手法でサスペンスを盛り上げながら、物語はスピーディーに展開する。アメリカなどの作品とはちょっと違った文学性も感じられる。ホラー的なシーンも多いのでそれが苦手な人には向かないかもしれないが、たくみなストーリーテリングにのって面白く読み進められることと思われる。

作者のラーシュ・ケプレルは、この作品の発表当時は匿名で、その正体についても大きな話題となった。(このあたりの事情は「訳者あとがき」に書かれている。)


催眠〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)催眠〈上〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2010/07/30)
ラーシュ ケプレル

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催眠〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)催眠〈下〉 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
(2010/07/30)
ラーシュ ケプレル

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青狐レオ

Author:青狐レオ
催眠や心理学について研究しています。 テーマは「催眠」「心理学」「精神医学」「コミュニケーション」など。その他には、マジック、アート、インプロ、映画にも興味があります。

 

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